通常のフルタイムの派遣と異なり、短時間・短日数勤務をメインとした派遣スタイルです。
週2~3日、あるいは1日4時間~などのパートタイム勤務をしながら、派遣社員としての待遇を受けられます。
ライフスタイルに応じて働き方を選べるので、「家事と仕事を両立したい」「子どもを預けながら働きたい」という方にぴったり。扶養枠内での勤務も可能です。
目次
パートタイム派遣の特徴
一般的に、派遣社員はフルタイムで働くケースが多いのですが、パートタイムの要素が加わるため勤務時間に融通がききます。これがもっとも大きな特徴といえるでしょう。そのため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能となるります。
通常の派遣社員として働くよりも、比較的自由度の高い働き方が可能になることから、シングルマザーやフリーターなどにも選ばれています。育児や介護、プライベートと仕事を両立させたい方に向いている働き方といえるでしょう。
パートタイム派遣のメリット
- パートタイムと比較して時給が良いケースがある
- パートタイムと比較して様々な職場で働けるチャンスがある
- 未経験やブランクがあっても働ける
- プライベートを充実させることができる
- 自分の都合に合わせて好きな時間・曜日に働ける
- 扶養枠の範囲内で収入を得ることができる
- 仕事の悩みを派遣会社に相談できる
パートタイム派遣のデメリット
- 契約期間が決まっている
- 外部の人間という疎外感を感じる
- 派遣社員同士の人間関係
- 派遣会社の営業担当との関係
パートタイム派遣を希望する場合に気を付けたい事
パートタイム派遣を検討している方の中には、月に数回だけ、時間が空いた時だけ、など不定期に働く単発の仕事を希望している方もいるかもしれません。ただ、そのようないわゆる「日雇い派遣」は原則的に禁止されているので注意が必要です。
日雇い派遣の例外1
「日雇い派遣の原則禁止」には、いくつかの例外があります。例外の1つ目は、「働く人」についての条件です。以下の4つの条件のうちどれか1つでも当てはまる人は、日雇い派遣として働くことができます。
日雇い派遣例外2
例外の2つ目は、「業務」についてです。以下の18の業務の場合は、日雇い派遣で働くことが認められています。
- ソフトウエア開発
- 機械設計
- 事務用機器操作
- 通訳、翻訳、速記
- 秘書
- ファイリング
- 調査
- 財務処理
- 取引文書作成
- デモンストレーション
- 添乗業務
- 受付・案内
- 研究開発
- 事業の実施体制の企画、立案
- 書籍等の制作・編集
- 広告デザイン
- OAインストラクション
- セールスエンジニアの営業、金融商品の営業
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