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派遣会社に提出する履歴書の書き方は?~正しい履歴書の書き方ガイド~

通常、履歴書というのは応募する会社に合わせて書くものです。

特に志望動機や希望職種は、その会社の業務内容に沿ったものでなければおかしなことになってしまいます。

しかし、派遣会社の場合はそこで働くわけではないので、履歴書に何を書いたらいいのか分からなくなってしまうでしょう。

派遣会社に提出する履歴書は、どう書けばいいのでしょうか?

目次

そもそも履歴書とは?

履歴書は、人材のこれまでの経歴を知るための書類です。氏名と住所、学歴、職歴を記入して顔写真を貼付するのが基本となり、一般的にはそれに所有している資格や長所・短所、志望動機、本人の希望などを記載します。

また、賞罰について記載することもあります。

日本では、日本産業規格(JIS)によって一般用とパート・アルバイト用、転職用など履歴書の基本となる様式例が定められていたのですが、現在は削除されています。サイズは、B4を2つ折りにするタイプが主流です。

元々は市販されているものを手書きで使用することが多かったのですが、現在はWordで使用できるフォーマットを使い、印刷して提出することを認める企業も増えています。

自社でフォーマットを定めていることもあり、それを提出するよう指定している企業もあります。

職務経歴書との違い

履歴書と職務経歴書は、よく混同されます。2つの違いについて、把握しておきましょう。

履歴書は、先ほども言いましたがJISによってフォーマットが決まっていて、記入が必須となる項目はどこの会社のものでも変わりませんでした。それに加えて、商品ごとに異なる個別項目があったのです。

職務経歴書の場合は、そのようなフォーマットがありません。様式例はあるもののあくまで例であり、決まった形というのはないのです。そのせいで、履歴書よりも職務経歴書の方が記入時に悩む人が多いでしょう。

履歴書は、基本的なプロフィールを記入して採用する側に伝えるためのものです。

それに対して、職務経歴書はこれまでの仕事の経験で得たものや自分の持っているスキルなどを伝えて、自分に何ができるのかを確認してもらうための書類です。

履歴書で学歴や年齢が分かり、職務経歴書でこれまでの仕事の経験や身に着けたスキルを伝えることはできますが、それだけでは入社を希望するにあたっての意気込みや能力などは伝わりません。

単に例文通り書くだけでは、足りないのです。志望動機では、入社に向けてどのような姿勢で挑んでいるのかを伝え、自己PRや趣味・特技では自分がどのような人物なのか、という人柄についてアピールしていく必要があります。

通常の履歴書と派遣の履歴書の違い

派遣会社に登録して派遣社員になるのは、普通の会社で会社員となるのとは業務内容などが異なります。

そのため、履歴書を書く場合も若干異なる点があるのです。派遣社員が履歴書を記入する際に、通常とは異なる点が何かを解説します。

志望動機欄の書き方が違う

本来であれば、志望動機欄にはその会社で働きたい理由、志望動機を書きます。その仕事をしたいという熱意を伝えるために記入して、心象を良くすることが目標となります。

しかし、派遣会社の場合はそこで働くという訳ではありません。派遣会社とはあくまでも登録して契約を結ぶだけで、実際に働く場所は派遣された会社です。そのため、志望動機には何の意味もありません。派遣先が決まるのは、そのスタッフがどのようなスキルを持っていてどんな仕事がしたいのかということと、派遣先となる会社がどんなスタッフを希望しているのかという条件のマッチングによるのです。

そのため、志望動機は得に必要無いので、空欄でも問題ありません。それよりも、それ以外の項目の記入に時間を使った方が賢明です。空欄だと体裁が悪いと思うのであれば、自己PRを中心にして書きましょう。

ただし、すでに派遣先の会社が決まっているような状態であれば、その限りではありません。その場合は、その会社に就職するつもりで志望動機を考えて記載しましょう。

職歴欄の書き方が違う

職歴欄の書き方も異なります。派遣社員にとっては、職歴欄は非常に重要な項目です。そのため、記入する際は充分に注意してください。

職歴を見ると、これまで培ってきた仕事の経験やそこで身に着けたスキルが分かります。それを派遣先で活せるということを伝えられるので、重要となるのです。特に、職歴がいくつもある場合は、分かりやすく記入漏れがないように記載していく必要があります。

通常、過去の職歴には「入社・入職」と「退社・退職」というように期間を区切ります。しかし、過去に派遣社員として働いている場合は、「就業」と「派遣期間満了」として記入するため、注意してください。派遣社員として働いた会社が複数あり、間が開かず派遣先が切り替わった場合は、途中の「派遣期間満了」を省略しても構いません。

また、派遣元となった派遣会社が複数ある場合は、そのことも記載しましょう。通常は「株式会社Aに派遣社員として就業」と書くところを、「B派遣株式会社に派遣登録(派遣先:株式会社C)」「株式会社D派遣に派遣登録(派遣先:E株式会社)」といった方法で記載するのです。こうすると、すっきりとして分かりやすくなります。

気を付けるべきなのは、分かりやすさと記入漏れがないことです。ただし、派遣先と秘密保持契約があり会社名を明記できない場合などは、社名を記載しないように注意しましょう。

派遣会社側は履歴書のどこを注視しているのか?

派遣会社が履歴書を見る時、チェックしているのは派遣先との条件の一致です。要するに、派遣先がどのような人材を求めていて、その人がそれにマッチしているかどうか、マッチングできるのかということを確認しているのです。

履歴書を書いていると、書いた方がいいのか書かない方がいいのか、悩むことがあります。派遣会社では、履歴書を見る際にその人の仕事の経験やスキルを見ているため、それを念頭に置いて書くべきかどうかを決めるといいでしょう。

派遣会社の履歴書は、自分がどんなことができて、どのような仕事なら活躍できるのかを伝えるためにあります。そのため、仕事にプラスとなるようなことを書くのが基本です。また、登録したタイミングですでに応募した派遣先で人手が充足してしまっているケースがあります。

そのため、この仕事をしたいと思って書くのではなく、希望している内容に合う仕事なら十分な能力を発揮できると伝えるように書きましょう。 ただし、派遣会社によって見る内容は様々です。例えば、極端に短い職歴が並んでいると、派遣しても契約満了までしっかりと働くかどうか不安と取る担当者と、様々な仕事の経験があるため、出来ることも多いと判断する担当者もいるのです。

自己PR欄がある場合は、多くの経験があるのでそれを活かすことができる、と書いておくといいでしょう。

派遣先が履歴書を見ることはない

履歴書を作成する際に、派遣先の企業に対するアピールもした方がいいのでは?と思う人もいるでしょう。しかし、履歴書を派遣先の企業が見ることはありません。法律上、派遣会社に履歴書の提出を請求することは禁止されているのです。ただし、紹介予定派遣がある場合はその限りではありません。

労働者派遣法で禁止されているので、派遣先に履歴書を見せることは原則としてないのです。そのため、派遣先の企業ではなく派遣会社に向けて、自分の能力をアピールする事を考えましょう。

派遣社員の履歴書の書き方

派遣社員は、履歴書に書くときにいくつか注意しなくてはいけない点があります。その注意点について、詳しく解説します。

職歴欄のポイント

 まず注意したいのが、職歴欄の書き方です。どのような雇用形態でも同じですが、虚偽の記載はしないように注意してください。また、年月日を記入する際は和暦か西暦のどちらかに統一するという点も気を付けましょう。

会社名の記載は、必ず正式名称で書いてください。株式会社を、(株)などと略して書くのはもちろんダメですが、例えばJR東日本のように略称が通常の社名として扱われているケースもあります。正式名称は東日本旅客鉄道株式会社なので、そのように書くようにしてください。会社名の後には、働いていた部署名を書くことも忘れないようにしましょう。

派遣社員の場合、まず派遣社員として登録した派遣会社の名前といつ登録したのかを記入します。そして、その後に派遣先の会社名と部署を書くのです。例として挙げると、以下のようになります。

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職歴
20154A株式会社に派遣登録
5株式会社Bに派遣
所属部署:営業部
職務内容:営業補助に従事
20164派遣期間満了

派遣先企業が少ないor派遣先企業が無いケース

派遣先の企業が少ない、あるいは派遣先企業がない状態であれば、職歴欄はかなり内容が少なくなってしまいます。その場合は、それぞれの業務内容について詳しく書くようにしましょう。特になければ、希望する仕事内容について書いておくといいでしょう。

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職歴
20154A株式会社に派遣登録
これまでの事務員として働いていた経歴を活かして
事務員もしくは営業事務としての仕事を希望。
5株式会社Bに派遣 所属部署:営業部
職務内容:営業補助に従事
営業補助として多くの営業部社員の補助として勤務。
MOS資格を取得。
Excelエキスパート(上級)取得。
20164派遣期間満了につき退職

派遣先企業が複数あるケース

派遣先企業が複数あって多い場合に注意したいのは、「派遣期間満了」と記入するタイミングです。毎回ではなく、派遣先がすべて終わったタイミングで記入するといいでしょう。

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職歴
20124A株式会社に派遣登録し、下記の業務に従事
5株式会社Bに派遣 所属部署:営業部
職務内容:営業補助(2015年3月まで)
20154C株式会社に派遣 所属部署:総務部
職務内容:事務全般、IT関連業務も担当(2018年3月まで)
20184株式会社Dに派遣 所属部署:営業部
職務内容:事務スタッフ
20204派遣期間満了

派遣期間の書き方

派遣社員として働いていた期間について書くときは、下記の点に注意しましょう。

アピールしたい内容を強調する

履歴書では、アピールしたい点がある場合は

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職歴
20124A株式会社に派遣登録し、下記の業務に従事
5株式会社Bに派遣 所属部署:営業部
職務内容:営業補助
20143派遣期間満了
上記以外の短期就業の内容に関しては、職務経歴書にあります。
20204派遣期間満了につき退職

履歴書では、どうしても書くことのできるスペースが限られてしまいます。そして、無理矢理書いても読みにくいので、かえって読まれなくなってしまうのです。それよりも、スペースが多い職務経歴書に書くのがおすすめです。

ただし、その際はきちんと会社ごとにどのような仕事をしたのか、わかりやすい様に記載しましょう。紛らわしい書き方をしたり、別の会社で行った業務を書いたりしてしまうと、経歴詐称と思われてしまうケースもあるため、注意してください。

自分の経験やスキルを強調する

自分がどんな仕事を希望しているのか、何ができるのかが分かるようにしましょう。そのためには、以下の様に記述していきます。

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職歴
20124A株式会社に派遣登録、株式会社Bに派遣
所属部署:法人営業部
職務内容:営業事務
営業職社員複数人のスケジュール管理、アポイントメント業務
書類作成の職務に従事(2015年3月に契約期間満了)
20154株式会社Cに派遣 
所属部署:総務部
職務内容:事務全般
海外の顧客からの問い合わせなど、英会話能力を活かした業務に従事。
社内のITインフラ整備も担当。(2018年3月まで)
20184株式会社Dに派遣
所属部署:セールスプロモーション事業部
職務内容:サポート要員
事業部全体のサポートに従事。
プロモーションに関する企画を提案し、多数採用される。
20204派遣期間満了につき退職

自分が派遣先でどのように仕事をして、能力をどのように発揮したのか、あるいはそこでどのような能力を培ってきたのか、アピールすることが大切です。

”入社・退社”と書かない

派遣期間について書く時、注意したいのが「入社」や「退社」といった書き方です。正社員の場合はそれでいいのですが、派遣社員の場合はその会社に所属しているわけでないので、入社や退社とはならないのです。また、派遣会社にも入社しているわけではないので、その際も「入社」とは書かないように注意してください。

派遣社員として働いた場合、まず派遣会社には「登録」したと記載します。そして、そこから派遣された先については、株式会社○○に「派遣」と書いてください。複数社に派遣された場合は、それぞれに「派遣」と記載します。

そして、派遣契約が切れてその仕事が終わった際は、「派遣期間満了」と記載しましょう。満了ではなく、「派遣契約終了」などと書いた場合は、途中で契約を解除されたと思われることもあるので、書き方には注意してください。

退職の理由を明確にする

派遣会社に提出する履歴書では、これまでの職歴が特に重視されます。しかし、退職理由も重要なポイントとなるため、これまでの仕事の退職理由についても明確にしなくてはいけません。その理由次第で、紹介できる仕事の内容も異なってくるからです。

基本的に、退職の理由は自分から退職を希望した場合は自己都合退職となります。その場合、履歴書には「一身上の都合で退職」と記載します。そして、会社から退職するように言われた場合は、「会社都合により退職」と記載します。派遣社員の場合は、「派遣期間満了」と記載します。しかし、これだけでは退職した理由の詳細が分かりません。なぜ退職したのが明確になるように、明確な理由を記載しましょう。

例えば、自己都合退職であっても「残業が多すぎたため退職した」というのなら、残業がない派遣社員に転職することは理に適っています。できれば、残業を避けたい理由についても記載しましょう。「子どもの養育のため」「親の介護のため」などが理由の例として挙げられるでしょう。

派遣会社では、これまでの職歴を見て派遣先の仕事を紹介します。これまで営業として働いていたという人であれば、営業の派遣先が紹介されることが多いのです。しかし、退職理由が「営業の仕事が嫌になった」というのであれば、紹介しても無駄になるでしょう。そういった理由から、退職理由は明確にしなくてはならないのです。

正社員としての職歴を優先する

職歴の欄は書くスペースが限られているため、転職した回数が多いと書ききれないこともあります。また、派遣社員として長年働いていると、何年かごとに派遣先が切り替わるため、やはり書くことは多くなるでしょう。そのせいで、詳しく書ききれないということもあります。

その場合、正社員の経験がある場合は、その経歴を重点的に記載するようにしてください。正社員の経歴は配属や業務内容などを1行ずつ書いてアピールし、それ以外の職歴については最小限の情報でも構いません。職歴の中で、特に重視されるのが正社員としての経歴だからです。

それ以外に関しては、書くところに余裕があれば詳細に記載するようにしましょう。

まとめ

派遣会社に登録する際、履歴書を提出しなくてもいいという所は増えています。しかし、履歴書がないということは自分をアピールする材料が一つ減るということでもあります。履歴書は、正しく記載すれば自分の能力をアピールする武器にもなります。より良い仕事ができるように、派遣社員としての履歴書の書き方をしっかりと覚えておきましょう。

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