目次
人材紹介の特徴
人材紹介とは、求人案件を持つ企業から依頼を受け、企業の求める条件に合った労働者を紹介するサービスのことをいいます。
人材紹介と人材派遣は異なるサービスです。大きく異なるのは主に雇用形態と支払う費用です。
人材紹介で雇用契約を結ぶのは求人企業と求職者になります。企業の採用活動をサポートしてくれるのが人材サービスと考えるとわかりやすくなります。
人材紹介のメリット
- 初期費用がかからない完全成功報酬
- 長期雇用ができる
- 採用要件を満たした母集団から選考できる
- 求人募集までのリードタイムが短い
- 採用担当者の業務負荷を抑えられる
- 非公開求人の募集が可能
- 専任担当者が応募を促進
人材紹介を利用するときの注意点
メリットがある以上、もちろんデメリットも発生します
人材紹介サービスをする際に気を付けたい点を紹介します
採用人数分の紹介手数料が発生する
人材紹介サービスを利用して採用した場合、採用人数分の紹介手数料が必要です。採用人数が2人なら2人分、3人なら3人分、それぞれの理論年収に応じた紹介手数料が発生します。
要件や募集地域によっては応募者数を確保しにくい
人材紹介サービスからの転職者は、一般的に首都圏や名古屋、大阪など産業や人口が集中しているエリアに集まる傾向があるため、募集地域やスキルなど、採用条件の掛け合わせによっては十分な求職者を確保しにくいケースもあります。基本的に条件を絞り込めば絞り込むほど、マッチする該当者は少なくなる傾向にあることを想定しながら採用要件を設定することが大切です。
社内に採用ノウハウが蓄積しにくい
人材紹介サービスを利用することで、社内に採用ノウハウが蓄積しにくくなる可能性もあります。
人材紹介サービスでは候補者の選定から面談スケジュールの調整、条件交渉まで外部へ代行するため採用担当の業務負荷は下げられるものの、代行した部分のノウハウは社内に蓄積しにくいという状況に陥るケースもあります。